著書:ハンス・クリスチャン・アンデルセン/デンマーク
花から生まれたおやゆび姫。ある夜、ヒキガエルの親子にクルミのベットと一緒にさらわれ、スイレンの葉っぱの上へつれていかれました。それを見ていたお魚たちが、おやゆび姫を逃がします。次におやゆび姫を助けた野ネズミ夫婦に、モグラとの結婚を迫られます。そこへツバメさんがやってきておやゆび姫を助け出し、南の国へと連れていってくれました。そこで王子様とおやゆび姫は末永く幸せに暮らしました。
著書:ハンス・クリスチャン・アンデルセン/デンマーク
花から生まれたおやゆび姫。ある夜、ヒキガエルの親子にクルミのベットと一緒にさらわれ、スイレンの葉っぱの上へつれていかれました。それを見ていたお魚たちが、おやゆび姫を逃がします。次におやゆび姫を助けた野ネズミ夫婦に、モグラとの結婚を迫られます。そこへツバメさんがやってきておやゆび姫を助け出し、南の国へと連れていってくれました。そこで王子様とおやゆび姫は末永く幸せに暮らしました。
著書:ハンス・クリスチャン・アンデルセン/デンマーク
おしゃれな王様は一日に何回も衣装を着替えるうちに、普通の衣装では物足りなくなりました。そこへ「利口な人には見えて、役立たずの人には見えない服」を作るという仕立屋が現れました。「利口な人だけに見える糸を使って衣装を作りました。」と、お城中の家来をだまし、王様の前へと持ってきました。
王様も、「利口な人には見える服」という言葉にだまされて、とうとう衣装のお披露目に、はだかで町中を行進することとなりました。王様は見栄を張ったばかりに、インチキ仕立屋にだまされてしまいました。
イギリス民話 著書:ジェイコブズ/イギリス
ジャックは大切な牛と魔法の豆を交換してしまいます。それを知った母親は、怒って豆を窓から捨ててしまいました。翌朝、豆は大きな木となって天空へとのびていました。ジャックは豆の木を登って、天空の大男から、金貨と金の卵を生むめんどりを盗み出しました。最後に歌を歌うハープを持ちだそうとした時、大男が目を覚まし追いかけてきました。ジャックは急いで地上に降りて豆の木を切り倒し、大男から逃げのびる事ができました。
イギリス民話 著書:ジェイコブズ/イギリス
3匹のこぶたの兄弟は、オオカミに狙われているとも知らずに、それぞれの性格に合わせて、ワラの家、木の家、レンガの家を作りました。そこへオオカミがやってきて、プゥーと吹いてワラの家、木の家を吹き飛ばしてしまいました。末弟の作ったレンガの家も吹き飛ばそうとしますが、ビクともしません。レンガの家へ逃げ込んだこぶたの兄弟は、力を合わせてオオカミをやっつけました。
著書:ヤーコブ・グリム、ウィルヘルム・グリム/ドイツ
赤ずきんは、おばあさんのお見舞いのために森の中を歩いていました。赤ずきんが、道草をしているうちに先回りしたオオカミは、おばあさんを一口で食べてしまいました。今度は、おばあさんになりすまして、赤ずきんが来るのを待っています。何も知らずにやって来た赤ずきんは、オオカミに食べられてしまいました。そこへ、通りかかった漁師がオオカミを撃ち、オオカミのおなかの中から赤ずきんとおばあさんを助け出しました。
著書:ヤーコブ・グリム、ウィルヘルム・グリム/ドイツ
森の中で道に迷ったヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家を見つけて大喜び。実はこのお菓子の家は魔女が作ったものでした。魔女は、ヘンゼルとグレーテルを食べようと、あの手この手で太らせようとたくらんでいます。何日かたって、魔女は二人を食べるため、かまどに火をつけました。しかし、グレーテルの機転で魔女をかまどの中へほうりこみ、魔女から逃れることができました。
アラビアン・ナイト「千一夜物語」より
ある日、アリババは40人の盗賊が岩山の中へ入っていくのを見かけました。「開けゴマ」の呪文で岩の扉が開き、「閉じろゴマ」で扉が閉まります。盗賊が去った後、アリババは洞窟に入り、隠してあった宝物をたくさんもって帰り、大金持ちになりました。兄のカシムは、どこで宝物を手に入れたのかアリババにたずね、早速洞窟へ出かけていきました。しかし洞窟には入れたものの、山のような財宝に目がくらみ、呪文を忘れてしまい出られなくなりました。そこへ、盗賊たちが戻って来てカシムは殺されてしまいました。
著書:呉 承恩/中国
唐の都、長安にいる三蔵法師が白い馬に乗り、サルの孫悟空、ブタの猪八戒、カッパの沙悟浄をお供にし、魔物や妖怪を退治しながら天竺までお経をいただきに行くという、愉快で雄大な物語。